この週末は新作を製作していました。
前から作ってみたかった、マグネット内蔵厚底エンジニアブーツです(^^♪
以前、エンジニアブーツを何足か作りましたが、その時に作った型紙を全面的に見直して作り直しました。
前のものより若干サイズを小さくした上に、踵をつけることを前提に少し筒の下の靴底と合わさる部分の形状を変えたのが大きな変更点です。
早速型紙を革に写し、作ってみました。
結構上手く出来た!!!(^O^)
と、喜んだのも束の間。。。
にこにーに履かせようとしたら、微妙にキツくて足先が奥まで入りませんでした(^▽^;)
途中で気づけば良かったものの、革を縫ったりコバを磨くのが楽しくて、つい試し履きもせずに完成させちゃったのです(;´Д`)
せっかく作ったので、オビツ11の足先パーツを外し、膝下に靴下をかぶせて履かせてみました。
足先パーツを外したところは、何だかにこっちが可哀想なので写真は撮りませんでした(^▽^;)
マグネットの効果で、片足立ちも楽々です。
くぅうううう、それだけに余計失敗が悔しい(´;ω;`)ウゥゥ
あと、踵を付けたため、靴底に仕込んだマグネットはかなり爪先側に寄せて、磁力の強度に影響の無いようにしています。
全体的に出来は悪くないとは思うんですが。。。
なので、オビツ11ではなく、ピコニーモ用にでも。。。
と思ってピコニーモに履かせようとしたら、我が家にあるはずのピコニーモボディが行方不明で検証ならず(;’∀’)
またピコニーモボディも買わなくちゃ。。。(^^;)
ここまでやって力尽き、土曜日は早い時間から酒を飲みだして寝てしまいました(;^ω^)
そして、気付けば夜中(;´∀`)
寝てしまった分、目がギンギンに冴えてしまったので、朝まで型紙を修正しました。
ブーツの筒部分がすでにギチギチだったので、筒周りの円周を2ミリほど増やして調整しました。
そして、内部も少しキツい感じがしたので、甲のパーツのデザインを変えて中を少し広げられるようにしました。
あと、踵を付ける部分が少し斜めになってしまい、微妙に踵が反って地面から浮き気味だったので、踵がピッタリ地面に付くように修正しました。
直した型紙をチェックし、いけそうだったので革に写し、糸が通る穴を開け、パーツ毎に切り出しました。
そしてパーツの床面とコバを磨き、後は縫うだけの状態に。
ここまでやったらすっかり明け方です。少々仮眠。。。
と思ったらすぐに朝になって娘に起こされました(^▽^;)
作業再開です。
一度作っているので、作業は順調です。サクサクッと縫っていきます。
今度はちゃんと足先が入るか途中で確認しました。大丈夫そうです!!!
ブーツの上の部分が出来上がって、次は靴底を作ります。
靴底は例によって分厚い革を用意し、マグネットを内蔵した上に、布に印刷した中敷きを貼っています。
この靴底を靴上部のパーツと縫い合わせて、さらに底面と踵の革を接着剤で貼り合わせます。
そして、靴の形になるように余分なところを切り、ヤスリがけしてコバ磨きしたら完成です~(^O^)
おお、我ながらなかなか上手く出来た気がします(≧◇≦)
上から覗くと、中敷きもよく見えます(^O^)
早速穂乃果に履かせてみました。靴下を履いてジャストフィットです!!(^^♪
裸足でも緩いことはありません。丁度いいサイズでバッチリ!!!(^ω^)
ピッタリはまっているので、脱がせる時にゆっくり引き抜かないと足先パーツが中で外れてしまうこともありますが、靴下履きなら靴下と一緒に抜けば大丈夫です。
裸足でも、ソーッと脱がせればオッケーでした!(^^)!
さて、マグネットの利点、片足立ちさせてみましょう!
こんなポーズも。。。ほのかキック!(^ω^)
頭が重いオビツろいどでも、バランスさえ取れれば安定感抜群です(^ω^)
それから、鉄板の上ではなく普通の場所でもちゃんと立つか試してみました。
さすがに片足立ちは無理ですが、両足なら安定して立っています。
踵がピッタリと地面に付くように型紙を調整したのが功を奏しました(^O^)
この型紙を完成形として、量産とまではいかないまでも、素材がある限り何足か作る予定です。
材料の黒い革が、だいぶ前に購入したクロム鞣しのもので、革を濡らして成形出来ないので、型紙もそれに合わせて作っています。
クロム鞣しの革を使い終えたら、今度はタンニン鞣しの黒いヌメ革を仕入れようと考えています。
そうしたら、型紙もまた作り直します(^ω^)
2月はイベント出展が無いので、通販を始めてみようと計画していますが、このブーツもラインナップに入れようと思っています。
とりあえずはある程度の数量を揃えるべく、頑張って製作に励みます(≧◇≦)
揃った時点で、通販方法など考えてお知らせしますので、よろしくお願いします~!